巡る

この年越しは、数年ぶりに家族で2年参りへ向かった。

予報の通り天気が崩れ、家を出る頃にはあられになったいた。

雪の降るなか、神社に向かうなかでぼんやり考えていたのは、
日本で四季が変わるように、

年が終わって新たな年になる年越しのように、

「巡る」ということは大切なのかもしれないということ。


この雪の、閉ざされた季節が来たことにどこかほっとする安心した自分がいた。

 

楽しいことに終わりがくるように、

苦しいことにも終わりがくる。

永遠はなく、

弛まなく、変化をしていく。
優しくて残酷な時の流れ。

 

だからこそこの今を。

しっかりと受け止めていきたい。